関西電力黒部ルート見学会
吉村昭の「高熱隧道」を読んで行きたくて行きたくてしょーがなくなった.昨年、暇な学生の特権を生かし、抽選倍率の低い九月の平日を狙った.
無事に受かって、同行の友人連中と夜行急行「きたぐに」、まだキハ52が走っていた大糸線を使って現地へ.
黒部ダムから黒部峡谷鉄道欅平まで、長大な道路トンネル、インクライン、発電所、上部軌道、高熱隧道に竪坑エレベータと、何処までも続く地下空間を満喫した.
「わあ、本物のジオフロントだ」と言うのを忘れるほど興奮しっぱなし.
本当によくこんなものを作り上げたな.
また行きたいものだ.
ヱヴァ「破」で第10使徒の襲来時、葛城一佐が乗ってエヴァ弐号機とすれ違うインクライン(ケーブルカー)はこれそのまんま.