死魔が幕を引くまで。
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セロトニン再取り込み阻害薬を飲み始めて半年。最悪の状態はなんとか脱し、就職活動をこなせる程度にまでは回復したものの、たまに心がつまずくと、数日寝込むこともある。この脳が完治することはないのだろう。両親も兄妹も少し離れた親戚もどいつもこいつも、DepressionだったりASD/ADHDだったり失踪していたりするのだから、私がこの状態に陥ったのは当然の成り行きともいえる。遺伝と環境を恨んでも仕方ないと言い聞かせ、人生に対する絶望はおくびにも出さないようにして、引きつった笑顔で今日も就職活動をする。少しでもまともな環境に身を置きたいが、どこに居場所を定めたところで、外見と肩書きから想起される人間像に合わせて、私は舞踏を続けてみせるしかないのだ。