中国留日学生寄宿舎「光華寮」・2013年7月
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2012年10月時点では、すぐに解体されるかと思った光華寮だったが、建物の壁に穴を開けてゴミの山を取り出し、侵入可能な扉や窓をベニヤ板で塞ぎ、敷地を白い高い壁で囲んだ後、そのままの状態で放置されている。
一時期は夜に勝手に入り込んでいる人間もみられたが、今ではそう簡単に侵入できまい。
南側から望む。壊れていた扉はベニヤ板で塞がれた。
西側の有刺鉄線越しに建物をみる。外見はそれほどかわっていない。
建物を囲む白い壁に赤い張り紙。
「進入禁止 建物老朽化により 危険!」
「上部注意!有刺鉄線あり」
以上、2013/7/20撮影。
似た構図、天候違いで三枚撮っていた。上から2012/11/3、11/23、11/25撮影。写真では見にくいが、玄関の右側、ショベルカーの奥の壁が壊されている。ここから建物内のゴミを運び出していたようだ。
北側の様子。2012/11/25撮影。この敷地も、以前はわけのわからないゴミで一杯だった。
東側。修士論文が一段落した日曜日、アパートで寝ていると、ドリルによる破壊音に叩き起こされ、気づくとコンクリートの厚い塀が消滅していた。直後に白い高い壁が立てられ、この光景は二日と見られなかった。2013/2/5撮影。
この廃墟、このまま朽ちるにまかせるのだろうか。